絵を描くことを諦め,

特定の技術をもたず,

資格もなく,

仕事をする上でのコミュニケーション能力も高くない

若いだけのわたしが

ほんの小さな出会いから,学ぶ幸運に恵まれました.

招かれた研究室には天井まで届く高さの本棚があり,

そこには様々な分野の本がびっしり置かれていました.

わたしはその迫力に興奮したことを今でも覚えています.

彼はわたしに,

「好きなものを,好きなだけ読みなさい」

と仰ってくださいました.

 それ以来,わたしは研究室に通い,雑務を手伝いながら

本を読み漁り,彼に疑問や感想を投げかけました.

振り返れば,わたし史上最も学ぶ喜びに溢れた時間でした.

この時はまだ漠然とした将来像しかなかったのかもしれません.

彼の教えは単純で明確でした.

汗水たらして働きなさい.

社会と人に貢献しなさい.

彼はことあるごとにわたしに

肩や足を揉ませては褒めてくれたので,

わたしは悦に入り,どこかで体を触る仕事について,

明るい展望があったのかもしれません.

​わたしは再就職先に某スポーツマッサージ会社を選択しました.

​そこで資格取得のサポートを受け,

はり学生の草鞋を履き,

解剖生理学

東洋医学,経絡経穴学

お客様とのやりとりを学び,

人の体の神秘に触れ,

なんとか国家資格取得することができました.

彼は今でも優しく微笑んで,

わたしの,なぜなにがどうしてこうなるといった9歳の児童がするような質問に

シンプル正確にパシッと答えてくださいます.

kalawinkaは,そんな

汗水たらして一生懸命働いて,

この世の理を見つめ,

​人や社会をよりよくする人のための治療機関でありたいと考えています.

about myself

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